【車を買う時】月々の支払いを抑える残価設定ローンの危険性

2018.04.17
業界裏情報公開コラム

ローンで車を買う際に「月々の支払いをなるべく抑えたい。という価値観があると思います。

残価設定ローンをご存知でしょうか？残価設定ローンとは

例えば、ある車を５００万円で３年のローンを組んで購入するとします！

通常のローンと違うのは５００万円のローンを組む際に、
２００万円は３年後に価値が残る前提で、３００万円を３年間で分割支払いを行い、その２００万円部分は３年後に「売るか」「乗り続けるか」考えましょう！というようなローンの事です。

上記の例でいくと、

新車で買って３年後に売却をするとしても、その際に３年後の中古車売却価格を２００万円と見込んで
消耗する部分の３００万円と設定して支払っていくスタイルの支払い方法を残価設定ローンと言います。

ただ気をつけないといけないことがあります。残価設定ローンではよくある話でお伝えします。

上記の例で残価設定金額を２００万円にしていたケースで
３年後の売却時に仮に売却価格が１５０万円だった場合どうなるのか！？

このような場合、基本的に売却時に不足している５０万円を現金で支払いをしなければなりません！

残価設定の怖いところです。ローン会社によっては再度、分割支払いができるようになっていますがそれだと車を手放せなくなってしまいます。また、車を売却した上で残債部分をローンを組んだ場合、消費者金融並みの金利になってしまう場合が多いです。３年後に大幅に値段が落ちてしまう車種の残価設定ローンでの購入は注意が必要です。

世の中には「売却時に買った時の値段から大幅に値落ちしてしまう車種があります！」
大幅にです！下がってしまう車種は本当にガッチリ下がります。。

海外からの需要が高く、国内の人気も高い車は基本的に値段が落ちにくいので
こういった車を残価設定ローンで購入するのは良いですが、
海外需要が低く、国内の人気も低い車を残価設定ローンで買ってしまうと
車を売る時にローンの残債よりも大幅に低い買取金額となってしまうリスクが高いです。

こちらの記事に売却時に高く売却できる車両をまとめて紹介しています。

売却時に高く売れる車は？業界人が分析し整理したおすすめ車種一覧【2018年度版】

こちらの記事のタイトルは「売却時に高く売れる車は？」としていますが、それはつまり残価設定ローンを使用し購入したとしても売却時にローンの残債金額よりも売却価格が上回ってくれる可能性が高いということを意味します。国産車、輸入車、それから普通車、軽自動車も含めて紹介していますのでご覧ください！

燃費は良い方が良いですが、車両の売却価値が燃費の良さを帳消しにするほど売却価格が下がってしまう車種がありますので、その辺りを意識して車選びをしていただければと思います。

最近、LINE＠での個別相談も始めましたので是非、ご活用ください。
「長い文面を読むのが苦手だからポイントをさくさくっと教えて！」「現在、商談中でこんな状況なんだけど、この後どうするのがベター？」などなど、私もLINE@を始めたばかりで登録者さんが少ないので今なら個別対応が可能だと思い始めました！（数が増えてきましたらやめてしまうかもしれません汗）

頂いた質問にお答えしつつ、多く頂いた質問に関する記事を書き足したりと、今後のブログの記事に活かしていければと思います。

↓LINE@友達登録はこちらから宜しくお願いします

↑↑↑

※ボランティアというような感覚でやっています。もちろん無料です。自分の経験が誰かの役に立てれば嬉しいです。少し返信が遅くなってしまう可能性もあります。ご容赦くださいm(_ _)m